第17話 西野カナ有望作詞家説

第42話 西野カナ有望作詞家説

グレゴリオ暦の禁断日記は、

いつ終焉を迎えても充分な蓄積になって来た。

現時点で更新は18話迄。

出し惜しみでは無く、まっさらな状態で

次回作を更新する意味などあろうか?


断っているように、ガス抜きの為の日記である。

賞レース参加にも影響しない

タイピングした数だけ疲労が蓄積する行為。


それでも、漆黒の闇が支配する中

ノートパソコンをパキッと起こして

空が白んで、青味を帯びるまで書き続ける。

禁断日記じゃなくて

創作活動でも同様に疲労は蓄積するのだが

創作は書くべきテーマが定まっていないまま開始しても

暗礁に乗り上げるだけだ。

そう言う意味では禁断日記は気安いし、

暗礁に乗り上げたら話題を変えればいい。


西野カナさんの快進撃は凄かったが

「トリセツ」を生み出した功績は大きいと思う。

歌詞ノートがあるのかも知れないが

曲が先にあって、後から詞を置いて行く状況で

あの一連の流れをまとめ上げられる文章力、詩心は見事である。


いわゆる曲先と言う作詞作曲方法は難易度が易しいといわれる。

例え四分音符が規則正しく16個並べてあっても

16語の歌詞を考える必要は無い。

二倍の32文字でもいいし、半分の8文字でまとめても問題は無い。

でも、16文字で書かれた歌詞に後から音符を付ける時は

よほどメロディワークにテクニックを持っていない限り、

雁字搦めになることは必然だ。

35行では言い尽くせぬ、作詞の才能を、彼女は持っている。

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