第30話「ホラフキさんの罰 宣伝します」

 こんにちはタカナシです。


 8作目の今回はこちら。


『ホラフキさんの罰』ジャンル:ホラー

作者 マスケッター

タグ:ホラー 都市伝説 天邪鬼 民話 ヤンデレ 嫉妬 第二次大戦

https://kakuyomu.jp/works/16817330650209031846


推しポイント:

 都市伝説の一種でホラを吹くことと吹いたホラを実行することを強要する『ホラフキさん』に取り憑かれた主人公が、第二次大戦中に計画されていた偽大本営計画の亡霊につきあわされる恐ろしさを味わって欲しいです。


あらすじ:

  地方私大の二年生男子・岩瀬は『回転体眩惑症(かいてんたいげんわくしょう)』なる病気に高校時代からつきまとわれていた。回転する物体を見つめ続けると、無意識に自分の身体を回転させてしまう奇病だ。


 精神科で処方される薬を内服することで日常生活に支障はないものの、岩瀬は誰に対しても一歩引いた形で接していた。


 そんなある日。彼が所属する学内サークル『たもと鑑賞会』……通称『たもかん』で、とある都市伝説がはやり始める。


 そもそも『たもと鑑賞会』とは、橋のたもとで記念撮影をするというだけのサークルである。最近は感染症の蔓延がたたって開店休業だった。そこへ、一年生男子の神出(かみで)が『ホラフキさん』なる化け物をやたらに吹聴し始めた。


 一度『ホラフキさん』にとりつかれると、『ホラフキさん』の命じたホラを他人に分かるよう発表してから実行しなければならない。『ホラフキさん』が誰についているかは『ホラフキさん、だーれだ』と聞けば良い。つかれてない人間は『だーれだ』と繰り返す。


 神出は異常な熱意で『ホラフキさん』を広めようとしていた。そして、岩瀬はたまたま買い物にでかけたコンビニで『ホラフキさん』の声をじかに聞いた。隣には、同じ大学の後輩になる女子の恩田がいた。


 ほどなくして、岩瀬は恩田から神出の死を聞かされた。


1話感想:

 ヤバイです。面白すぎっ!!

 一話目のこれから起きるであろうホラー展開の匂わせが素晴らしいです。

 ホラフキさんというネーミングも簡潔でいて、たぶんオリジナル怪異だと思うのですが、どういう怪異かなんとなく分かるのも1話目としては最高ですね。

 この作品はキリの良いところまで書いたら勝手に評価されそうですね。

 まぁ、いち早くここで宣伝して、あの作品を早くから目を付けていたと言いましょうw

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