詩みたいな、

白い呼吸

冬になると、

あなたが人間であると思い出すのです。

わたしとおんなじ、

ただの人間だったと。


あなたが人間であると知る度、

あぁ冬になったのだと、

相も変わらず思うのです。


あなたがちっぽけであることを

同じ生き物であることを

冬の空気が胸を刺すことで

わたしは今年も思い出すのです。

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