第16話 三神悟の準備『表』

新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」

の方もよろしくお願いします!!



祝1万PV達成!!!

予定より早いですが、もう1話あげることにしました。


応援してくださった方、読んでくれた方ありがとうございます!


これからもよろしくお願いします!


では、今回の話は悟の準備『表』!


表があるということは、、、


そういうところも楽しんでくれると嬉しいです!


では、本編をどうぞ!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



放課後になると、俺たちは近くのファミレスに来ていた。


あの後、班の皆が放課後予定が空いてることが分かり、せっかくのことならとみんなで集まり予定を決めることになったのだ。


俺たちは席につき、しばらくして

注文した料理、飲み物が運ばれてきた。


まず、口火を切ったのは、やはり碧だった。


「それで、課外活動の京都でどこに回ろうか?行きたい場所ある人〜。」


すると、我先にと言わんばかりに七瀬が

「はいはい!私、清水寺にいきたいんよね!」


隣に座っていた高村が、

「いいかもね!ありがちなスポットだけどみんなで行ったら絶対楽しそう。」


俺たち男3人も、

「「「異議なーし!」」」


こうして、とりあえず1つ目の観光スポットを決めた、、



話し合いが盛り上がり、2時間もかかった。


結局、それを中心にして、周りにある人気スポットを回ることになった。



ーーーーーーーーー


家に帰り、碧と2人で詳細のスケジュールを決めていると、雪希奈が帰ってきた。



「ただいま、帰りました。

遅くなり、申し訳ありません。」



俺たちと同様、雪希奈たちも京都の観光ルートを決めていたのだ。


ついでに、俺が晩御飯もファミレスで済ますという旨のメッセージをしたため、雪希奈も話し合いに参加していたのだ。


もっとも、俺たちよりも意見が噛み合わず苦労したらしいが、、、、



リビングでコーヒーを3人で飲んでいる時に

俺が雪希奈に、


「それで、雪希奈たちの班はどこを回るか決めたのか?」


「はい、私たちの班は金閣寺の周辺を観光することになりました。

ただ、ひとつ不思議なことがあって、最初は、清水寺の方向で話が進んでいたんですけど、私たちの班の小林くんが突然、金閣寺の方がいいと言い出しまして、、、」


それを聞き、碧が

「よほど、金閣寺に行きたかったんだねー

こっちも、環奈ちゃんが清水寺行きたい!って言ってたもんねー」


「そうだな。」

そう言うと、俺は頷く。



「じゃあ、当日は結構離れることになりますね、、、、、。

お側におることが出来ずに申し訳、、」


それを言い切る前に俺は言う


「気にするな。前にも言ったが、もうお前は俺の側仕えじゃない。俺のことは気にせずに楽しんでくれ。」


「ありがとうございます。お言葉に甘えて楽しませて頂きますね。」


微笑みながら雪希奈がそう言った。


そうして、一日が終わり、

ベッドのなかで、

俺は、頭の中で生じた違和感を解消するために動き出すことを決心した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうでしたか?


少しずつ、

物語が動き出す準備が始まりました……


今回の話が今後どう繋がるのか。

とういう部分に注目してくれるとまた面白いと思います。



面白い!続きが気になる!と思った方はフォロー、レビュー、応援のほどお願いします!



さて次回は、忍び寄る影『上』です。

お楽しみにしてください!



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