隠れる時も、みーくんに連れられて2人で同じ場所に身を潜めていた。


みーくんは頭がよく、いつも2人だけ鬼に見つからずに、そのまま休み時間終了のチャイムがなることも。


隠れながら、コソコソ小さい声でもたくさんお話をする。


みんなにどこに隠れていたか聞かれても、みーくんは「ナイショ〜!」って。


お得意のにーっという笑顔をみせ、みんなには絶対に教えずにいた。


だからその場所は、2人だけの秘密基地みたいだった。


みーくんといると、胸がワクワク高鳴って遊園地に連れて行ってもらった時みたい。


なんだか気づけばいつも一緒にいたなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る