第151話 原初の森の魔物

【ラッキー・ストライク】


レベル:  28 → 30

力  :  290 → 310

体力 :  288 → 308

敏捷 :  288 → 308

器用 :  283 → 303

魔力 ;  282 → 302

運  :  1220 


【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ・シークレットガチャスキル)

     剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法

     身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉

     大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ

     転移魔法Ⅱ・節約・火魔法・魔力操作・接客・販売・パン作り



【シルフィード・リスボン】


レベル:  28 → 30

力  :  140 → 150

体力 :  210 → 220

敏捷 :  210 → 220

器用 :  210 → 220

魔力 ;  350 → 365

運  :  35  


森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)

【素質】:風魔法(風魔法が使える。)

【素質】:土魔法(土魔法が使える。)

【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)


【マリア・フロンダール】


レベル:  28 → 30

力  :  200 → 210

体力 :  130 → 140

敏捷 :  130 → 140

器用 :  250 → 260

魔力 ;  382 → 400

運  :  28 


聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)

【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)

【素質】:光魔法(光魔法が使える。)

【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)


フェンリルから、1カ月鍛えてもらえると聞いたラッキー達は、フェンリルにステータスを教えた。


『うんうん。さすがに激レアの素質を持つだけはあるね。シルフィードもマリアも魔力がすごい高いじゃないか。それに・・・ラッキーのステータスは規格外の一言だね。レベル30だろ?大半のレベル30はその半分ぐらいのステータスだよ。』


(やっぱりそうだよな。シルフィーとマリアのステータスを聞いてもレベルが上がった時の能力上昇値を聞いて俺も驚いたしな。レベルが上がる度にいままで安定して10ずつ能力が上がってるし。これは多分運の数値のおかげなんだろうな~。運が上がれば能力値の上昇も増えるんだろうか?そう考えると運の数値を先にあげまくった方が最終的にはより強くなる気がするけど・・・)


「ほら。フェンリル様も言ってるじゃない。」


「でも魔力はシルフィーとマリアの方が多いだろ?」


「魔力だけね。」「魔力だけですけどね。」


『とりあえずそのステータスがあればここの魔物どもと戦っても死にゃしないだろう。まあこの辺の魔物なら普通に死ぬだろうけどね。』


「やっぱりそれ程強いんですね。」


『もちろんさ。ここは魔力が満ちているからね。そうさね。わかりやすく言えばここに出てくるゴブリンは集団ならグリーンドラゴンを倒すよ。ラッキーは霊峰でグリーンドラゴンと戦ったからそれでこの原初の森の強さがわかるだろ?』


「フェンリル様。それは本当ですか?」


『もちろんさ。まあ単体だったらグリーンドラゴンの方がゴブリンよりは強いだろうがね。』


(ゴブリンでその強さか・・・とてつもないな。)


「どういう事?」


「俺が霊峰オーディールでアークドラゴン様に鍛錬してもらってたのは言っただろ?そこで俺は初めにグリーンドラゴンと戦ったんだ。あそこにいるドラゴンで一番弱いのがグリーンドラゴンなんだ。それでも初めて戦った時は俺は全く歯が立たなかったよ。」


「「本当!?」」


「ああ。1カ月あそこでドラゴン相手に戦い続けてようやく、グリーンドラゴン、ブルードラゴンは倒せるようになったけどな。そのグリーンドラゴンを倒すゴブリンか・・・」


『ラッキーは一人で戦ったんだろ?3人で戦えば大丈夫さ。色々考えて戦ってみな。相手の情報がわからない状況でも観察して戦う事は重要な事さ。それは、相手の弱点を見抜く力になり、現況を見極める力になる。この原初の森で1カ月がんばってみな。』


『母ちゃん。俺もいるんだぞー。』


『坊やはラッキー達とは別行動だね。坊やはまだラッキーとしか話せないみたいだからこの機会に人と話せるようにしてあげるよ。』


『本当かー。それはうれしんだぞー。これでシルフィーやマリアとも話せるようになるんだぞー。』


『そういう訳だからラッキー達は3人でがんばりな。ヤバくなったら転移魔法でここまで戻っておいで。だけど多用しちゃダメだよ。逃げる事に慣れたら成長を止めるからね。今のラッキー達なら森の浅い所なら十分にやれるはずさ。』


「わかりました。頑張ってみます。」


『そうだね~。森の入り口からここまで来れるようになればベストだけど、そこまでは厳しいだろうから1カ月でレベル40を目指してみな。ここは魔物がうようよいるからね。たくさん倒せばそれぐらいいけるだろうさ。それにここの魔物のランクはC~Aランクだ。ラッキーのスキルも期待できるだろう。』


「「レベル40・・・」」


(レベル40か・・・たしかにそこまでいけばかなり強くなるな。1カ月で40・・・かなりハードな気はするけど、フェンリル様がいけるって言うんだ。俺だってアークドラゴン様の所で1カ月鍛錬したんだ。その成果を試すにはもってこいの場所だ。それに今回はシルフィーもマリアもいる。3人で連携すればやれるはずだ。ここまでだってやってきたんだから。それにCランク以上のモンスターガチャスキルもかなり気になる。折角のチャンスだ。やるだけやってみるぞ。)


そうして、ラッキー達はフェンリルの元から原初の森の入り口へ転移するのだった。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る