嫌いだ
人形の家族が今日もしまわれて架空の誰かと布団に入る
そしてまたコペルニクス的転回がレバとニラを交代させる
木森木林森森林木木森森私林道崖
いつからかみんなの部屋は結ばれて文通をするぬいぐるみたち
カップ麺辛いやつだけ残されていつか会おうね指切りげんまん
ふるさとの星座を見ずに過ごすから夏は公共放送みたいだ
二メートルごとに結ばれる唇 音楽室のような正しさ
喫煙所だったところにできた町ハチの死体を運ぶアリンコ
「お弁当始めました」ワタシ翻訳で「生きています、生きていきます」
おびえるよ君が世界を感じてるそれを感じていると感じて
やあどうも初めまして僕の声独りを一人ひとり増やして
発電所みたいに夢を吐き出してコンセントみたいに絡まっている
ココナッツみたいな夢を割っている信じたいんだ中身は甘い
ミキサーで混ぜていいもの駄目なもの混ざらないもの全部嫌いだ
登山用でかい鞄に詰め込んだ生きるためには必要な夢
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