第23話

そんなわけで、守がくたくたになるまでやった。そうじゃないと、朝方に守がやりたくなっちゃうことがありましてね。


「さて、今日ので妊娠したでしょうか?」


「わかんないよ」


お水をゆっくり飲む守。かわいい。隣に座って水飲みつつじろじろ眺める。喉仏よい。


「じゃ、守が元気なら毎日します?」


「…ま、毎日だとちょっと、疲れるかもしれないし…」


「そう?守が楽な体勢にしたらいいよ?無理しなくていいから。私がしてあげるよ?」


「やだよ…寝てばっかじゃ」


「そう?気持ち良くない?」


「そ、そういう意味じゃねーよ」


「じゃあなんで」


「…また筋肉痛になって休みたくない…し、みどりが疲れる」


「私は体力あるから平気」


「なんでそんなに元気なんだよ」


守はぶつくさ言って、飲んでいたペットボトルを渡してきた。


「もう寝る…眠たい」


「寝てる間にやろっか?」


「やだよ…変なことすんな」


もうお布団に潜ってしまった。


「私も寝よ」


ペットボトルをサイドテーブルに置き、潜り込む。守の手を勝手ににぎる。


「…もうしないよ」


「うん。わかってるよ〜」


守はすやすやと眠った。かわいい〜

プロポーズされちゃったけど、守はすっかり忘れてないかな?それはちょっと悲しいよね〜

そう思ってましたが、ちゃんと役所に行って届けをもらってきて、翌日には提出した。守はどうやら私のこと気に入ってきたかもしれないよ!

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