知らない名前 ◇

「イチコちゃんイチコちゃんイチコちゃん!」

 その可愛いらしいお顔が見られた途端、本気の四足走りで私の元に来た茉白ちゃん。

「会いたかったの!」

「私もですの!」

 むっぎゅむぎゅとむぎゅり合い、白雪家のソファーに座る。

 途端、

「あのね、この前ね、寒様と運命的な再会したの!」

「誰ですのそいつ」


◆◆◆


『白熊のいる日常』より、白雪茉白(白熊)と黒鳥イチコ(白熊)。

まーしー(茉白)はイチコちゃんが大好きで、イチコちゃんは茉白ちゃんを溺愛してます。

黒椿寒太? 誰ですのそいつ?

戦争クリークですの?

同担拒否過激派ですの。


十歳の頃から添い寝してる白熊がおりまして、名前は別にあるし、何度教えても、祖母は頑なに白熊を「しろちゃん」と呼ぶので、茉白の名前に使わせてもらいやした。

イチコちゃんは、黒鳥三姉妹(時間旅行者、色んな作品に出していく予定だが、まだ三作品しか出演してない)が無頼派から名前を取っているので、末っ子たる彼女は壇一雄さんから取ってます。

おそ松さんの一子さんがちらつきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る