2023/07/20
更新に間が空きました。
4日前、実家の近居の祖母が死んだ。
どストレートな表現なのでそれが正しいのかはわからない。
悲しいとか、感情はどうこうよりも、とりあえず身体がきれいなうちに、早い段階で見つけてもらえてよかった。
見つけてくれたのが叔母(娘)でよかった。
最期顔を見たのが息子(父)夫婦と孫(妹)でよかった。
来月が来ないとわかっていたら7月頭に帰った時に会っておけばよかった。
後悔とか、憎しみとか、嫌なこともあったしして上げとけばよかったことも正直ないわけではない。
ただ、死んでしまった人にこれ以上に何もしてあげられることがない。
ただ、よかったね、と声をかけてあげようと思う。
苦しむこともなく、その時を迎えられた。
食べることも普通にできた。
天寿を全うできた。
ただ、それでいい。
いいことも、悪いことも、過去のことだ。
赦してあげてほしいとは言わないし死んでしまったから全てチャラにしてくれとも言わない。
ただ、前を向いて歩いていけばいい。
叔母の配偶者の叔父は、どんな気持ちでごく稀に会ってあげていたんだろう。
祖父との関係で事実上の絶縁状態だった。
それも、もう過去のことだ。
亡き後、祖母もある意味被害者だったかもしれない。
真意は当人同士でしか分からない。
ただ、感情抜きにして、顔を見せてもいいと思えるようになっていたのはよかった。
きっと最後を迎えるまでの1年間、いや、もう少し前からかもしれない。
ただ、自立した生活ができるくらいで症状が抑えられていただけで本人さえも気づかなかった中で認知症を持っていたのかもしれない。
気がつかないくらい、自然に、緩やかに。
それでも、性格が変わったり生活が困難になることなく心は健康であったのはよかった。
ただただ、よかった。
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