②『真祖ちゃんは眷属くんを放せない!』のプロット

misaka

プロット

◯参考作品(あればで構いません)






◯世界観(ファンタジーなら詳細に、ラブコメはSF要素等を強く取り入れないならサラッとでもOK)


 幽霊、吸血鬼、淫魔、呪い……。オカルト的な存在が日常の裏で確かに実在する世界。ひょんなことから吸血鬼(眷属)になってしまった高校生の主人公は、そういったオカルトごとを解決するボランティア(サークル)活動『○○○』を始める。メンバーは主人公と真祖の吸血鬼であるヒロイン、淫魔の少女と、ちょっとヤバい子。さらにはただの一般人に猫又と、様々。

 人はもちろん、子供、老人、果ては幽霊からの依頼まで……。その1つ1つに対処する特殊なチームとして活動する傍ら、純粋な正義感で動く主人公と猫又以外、水面下で恋の火花を散らす。

 オカルト×ラブコメを表題にしつつ、最終的な着地点としては高校卒業を機に『紅の月』を殲滅。ヒロインとの密やかで甘々な隠居Endを目指したい。




◯主要キャラクター

・主人公:琴無望(ことなしのぞむ)

 ○○学園に通う1年生。誕生日は6月6日。血液型はA型。身長は175㎝。黒髪黒目の、少し色白の少年。体つきは体操部系で、しなやかな筋肉質の身体=細マッチョ。自称、普通の人間。

 母親・美玲みれいが23歳、父親・すぐるが25歳の時に生まれた。普通に育てられた、ごくごく普通の少年。困った人にはとりあえず「どうしましたか?」と聞ける、まさしく普通の少年。


 小学校低学年の時「おかしな子」と言われ笑われたことが些細な傷となって、“普通”の人間であることにこだわるように。自身の“普通”にこだわるが、それはある種の理想論であることに主人公自身は気付いていない。結果、周りから見れば’(おそらく)偽善者となる。


 高校生活の傍ら、叔母が営む喫茶店でバイトをしてお金を稼ぐ。また、霊的なものが見える自分にしかできないオカルトな悩み事を解決するボランティア活動もしている。


 中学3年の冬。叔母の店の年末営業の手伝いで得た給料で、両親に近場の旅行をプレゼント。しかし、その道中、事故に見舞われた両親が他界。詳細が分からないまま事故として処理されることになる。主人公はこの謎を密かに追う。(※事故にはヒロインの事情が絡む=事故ではなく事件だった)


 父の妹(=叔母)主導で終えた葬儀。自宅近くの公園で1人絶望していたところ、フラフラのヒロインと出会う。吸血鬼だと言う彼女を放っておけない主人公。家族を失った自暴自棄もあって、自ら血を差し出す。結果、ヒロイン唯一の『血の眷属』になる。


 「ワタシの血を貰わないと生きていけない」と一部嘘を語るヒロインにそそのかされる形で、主人公はヒロインを匿うことになる。一方で、家族を失った彼にとって唯一の“血のつながり”がある存在でもあるため、時に主人として丁重に接し、時に手のかかる妹としてヒロインを大切に扱う。ヒロインが吸血鬼の力を使って主人公の叔母・古都音ことねに催眠をかけ『ホームステイ』として公認の同居生活が始まる。


 年の差もあってヒロインを家族として扱っていたが、同じ高校の“同級生”となったことで、ヒロインを異性として意識するようになる。


 眷属になったことにより、霊的なものが見えるようになる。


 最初に幽霊の女の子を助けたことをきっかけに、人助けを“普通”だと考える“普通”の少年であるため、自分にしかできないこと=オカルト的なことに困っている人を助けることを生きる目標とする。それは心だけは“普通の人間”であろうとする主人公の願いの表れでもある。


 「俺は琴無望。普通の人間。よろしく」

 「ほら、血だ。飲めるか?」

 「なんでラフォリアがここに?!」

 「久喜、何か分かった?」

 「緋能登さん、弥生さんも――逃げろ!」




・ヒロイン:ラフォリア

 ○○学園に通う1年生。だがその実、300年以上生きる真祖の吸血鬼。ヨーロッパ(ルーマニア?)生まれ。誕生日は12月24日だが、主人公に拾われた5月1日を自称。血液型は?。身長は140㎝前後。白銀色のミディアムストレートヘアー。瞳の色は赤色。目立つ髪色は普段、黒色に見せている。病的に色白な肌で、華奢な体つき。スレンダー。


 12歳の頃、クリスマスイブに家族全員が惨殺され、その時に真祖の吸血鬼として生き返った。以来、吸血本能のままに野生動物や家畜の血を吸って生きる。人間だった者として、人を襲わないことがラフォリア最後の誇りであり、尊厳だった。人を見ていると血を吸いたくなるため、なるべく人を避けて生きるようになる。そのせいで口下手になり、感情表現も苦手になった。生来、怖がりな性格。


 100年ほど前にヨーロッパで流行った『魔女狩り』『吸血鬼狩り』から逃れるために、東へ。中東、中国にも吸血鬼と似た伝承があったため、最終的に存在が認知されていなかった東の果て――日本へ。


 人里離れた山の中で暮らしていたが、50年ほど前のある日、怪訝に思った村人たちの噂を聞きつけた吸血鬼を信奉する組織『紅の月』の前身となる組織によって捕縛・拘束される。10年前、組織の中の過激派が、吸血鬼の持つ驚異的な回復力に目を付ける。血を与えさえすれば無限に臓器を創り出せると気づいた彼らは、ラフォリアの身体を解剖、臓器売買に手を染め、組織の資金源とする。そして、ラフォリアは無理やり人間の血を飲まされて誇りと尊厳を汚される。同時に、人間への信用を無くした。


 皮肉にも、人間の血を得て強大になった力を使って『紅の月』から逃亡。身を隠すも、本能が血の味を忘れられない。それでも人から血を吸いたくない。結果、貧血に似た症状でフラフラになったところを組織に襲われ、命からがら逃げ延びた先、主人公によって助けられる。(※脱走したラフォリアを追っていた車両が、旅行に向かう主人公の両親の車と衝突。両親を死に至らしめた)


 『血の眷属』になった主人公からであれば、「人間から血を飲んだ」ことにならない。そう自分に言い聞かせて、生きるために主人公を利用する。同時に、命の恩人でもある彼を『紅の月』や他の吸血鬼から守るために、生活を共にするようになる。なお、理事長に催眠をかけて留学生として高校入学を果たす。主人公と2人、学園生活を楽しむ。


 『紅の月』に見つからないために、瞳の色はそのままで普段は髪色を黒くしている。組織に追われないように、戸籍などは作らない。


 主人公への独占欲強め。依存とも言える。


 自身も怪異として、霊的なものが見える。


 「ワタシ、ラフォリア。……よ、よろしく?」

 「イヤッ! 人間の血、飲みたくない!」

 「ノゾム。来ちゃった」

 「ん。カケルなら安心」

 「カリン……、この泥棒猫……っ」





・幽霊少女:詩織(しおり)

 ○○学園に出ると噂の幽霊。生没年不詳。身長は100㎝。黒髪黒目、ぱっつんの腰までの丈。死人のような白い肌。好奇心旺盛な性格。時折、主人公の前に現れては連れまわす。


 地縛霊の女の子。○○学園七不思議の1つになっている。30年前、学校設立の工事中に、工事現場の近くで死んでしまった小学生の女の子。親友との待ち合わせ途中で事故に遭い死亡。その際、親友からもらった宝物の栞(金属製)が未練となってしまい、彼女を地縛霊にしてしまった。


 入学式の時、霊が見えるようになった主人公の助けを受けて未練であった栞を掘り起こしてもらい、浮遊霊になった。普段は気ままに町を散策している。現世にとどまるよすがとして、因縁物だった栞を主人公に持たせる。詩織という名前は主人公がつけた。


 この女の子との出会いが主人公のボランティア活動のきっかけになる。


 「のぞむお兄ちゃん」

 「これ、これだよ! 大切な栞なの……っ!」

 「お兄ちゃんが持ってて。誰よりも信頼できるから」

 「遊びに来たよ、お兄ちゃん!」





・ライバル:緋能登夏鈴(ひのとかりん)

 ○○学園に通う1年生。誕生日は7月7日。血液型はA型。身長は165㎝。黒髪黒目の、ポニーテール。神を下ろせば肩甲骨辺りまでのロング。スポーツ焼けをした健康的な肌。陸上部、高跳び競技を専門にしている。明るく人懐っこい性格で、聡明。健康的な体つき。ホラー・オカルトが好き。


 母親・麗羅れいら、父親・つばさ、兄・宗一そういちと弟・ひかるの計5人家族。


 緋能登家は父親以外、淫魔の家系。兄弟の真ん中であることもあってか、場の調整能力に長け、洞察力も高い。緋能登自身も強力な催淫能力を持ち、無意識に人を惹きつける魅力(能力)を持つ。また、霊的なものが見える。


 中学2年の夏、同級生男子からストーカー被害に遭ったことがある。そのため、男子生徒としばらく話すことが出来ない時期があった。同じ陸上部マネージャーだった親友の弥生芽衣やよいめいと共にトラウマを乗り越え、中学3年の秋ごろにようやく男子生徒とも普通に話すことが出来るようになる。一方で、自身の催淫能力が人から理性を奪うと知って以降、男子とは一線を引いて接するようになる。また、トラウマのせいで夜道を1人で歩けなくなる。


 親友と共に進学した○○学園で主人公と出会う。吸血鬼(眷属)として高い催淫耐性を持つ主人公が彼女にとって、気を遣わずに接することの出来る数少ない家族以外の異性となる。


 自分と同じ人外なのでは無いか。生来のオカルト好きも相まって、主人公に興味を持ち始める。そんな折、「白髪の吸血鬼」の噂を聞く。ひょんなことから、主人公の家に出入りするヒロインを目撃。

 中を覗けば白髪に戻ったヒロインを見つけ、事態を察する。それをネタに主人公を強請ゆすり、自身が悩んでいる呪いについて解決してもらおうと画策する。ヒロインの恋のライバル的な存在になる。


 「私、緋能登夏鈴っ。よろしくね!」

 「琴無くん、君、何者?」

 「あはは、ばれちゃあ仕方ない! そう、私は淫魔……サキュバスなのです!」

 「芽衣……。うん! まっかせてっ!」

 「あっ! ラフィーだけずるい! 私も混ぜて」





・緋能登の親友:弥生芽衣(やよいめい)

  ○○学園に通う1年生。誕生日は5月5日。血液型はB型。身長は155㎝。深い色あいの茶髪に同じ色の瞳。肩にかからないぐらいのうち巻きボブ。陸上部のマネージャー。明るく人懐っこい性格だが、嫉妬深い。肉付きが良い。


 中学進学と共に夫の不倫で母親が夜逃げ。父親・信二しんじとの父子家庭になる。高校に進学する頃には外に新たな恋人を作った父は仕送りだけで、ほとんど家に帰らないように。加えて、自分が好きになった陸上部の先輩が緋能登を好きだということが発覚し、緋能登に嫉妬。“呪い”を行なうも、最終的には主人公とヒロインによって止められ、失敗。正気に戻って謝罪後、緋能登と仲直りした。


 この出来事をきっかけに、心が広い緋能登を好き(崇拝するよう)になる。同時に緋能登が気に掛ける主人公に嫉妬するようにもなる。緋能登に主人公を諦めてもらうためにヒロイン、もしくは最悪、自分と主人公を引っ付けようと画策する、ちょっとヤバめな存在。親友である緋能登との仲直りを後押ししてくれた主人公達への好意の裏返し…であるものとする。

 呪いをきっかけに、霊的なものが少しだけ見えるようになる。


 「わたしは弥生芽衣。よろしくね」

 「琴無君、邪魔。どいて」

 「これでラフォリアちゃんと琴無君がくっつけば……いける!」

 「何、あの黒いモヤモヤ……?」

 「夏鈴ちゃん、好き! 大好き!」




・友人:久喜翔琉(くきかける)

 ○○学園に通う1年生。誕生日は3月14日。血液型はO型。身長は180㎝。柔らかい金髪に黒目の青年。テニス部。気さくな性格で、男女問わず人気。イケメン。気の利くムードメーカー。

 母親・瑠璃子るりこ、父親・由宇ゆう、姉・香苗かなえの4人家族。ボランティア活動する5人の中で唯一の一般人。


 中学の頃から緋能登一筋のスポーツ系好青年。1度振られているが、偶然、同じ高校に進んだことをきっかけに、同じボランティア活動を通して、もう一度アタックしようと画策する。


 緋能登が(呪いで)悩んでいた時期にそれを解決してみせた主人公とヒロインに興味を持ったところから関係が始まる。もちろん、恋のライバルとして主人公とは何かと張り合うようになる。時に弥生と協力して、悪だくみもする。同性かつ、オカルトとは何のつながりも無いため気を遣う必要もない。主人公にとってかけがえのない親友となる。


 ボランティアでは持ち前の人望から広がった人脈をもとに、人々の噂と言った情報を集めてくる。裏の情報屋である黒猫爺さんと、対を成す存在。


 「オレは久喜翔琉。よろしくな」

 「よっ、琴無。今日はどんな活動するんだ?」

 「ラフォリアさん?! 今これ、何が起こってるんだ?!」

 「なあなあ、弥生ちゃん。この作戦で……どうよ?」

 「ひ、緋能登! オレ、お前のこと――」





・猫又:黒猫爺さん(くろねこじいさん)

 齢1000を超える、二股に分かれた尻尾を持った黒猫。瞳は金色で体長は3~40㎝。


 「猫又」と呼ばれる妖怪で、妖怪の政界では顔が広い。裏の世界の情報屋的な存在。人間の情報を集める久喜とでボランティア活動の情報を担当する。


 霊柩車に轢かれそうになっているところを主人公が救出。その恩返しと、オカルトに困っている人を助けたいという理念に賛同して、ボランティア活動を支える。なお、正確や考え方はエロおやじ。お気に入りは色々と柔らかい弥生芽衣。


 「ワシはただの猫又じゃ」

 「望。唐傘からかさの奴が言っておったのじゃが――」

 「夏鈴や。あと一歩じゃ」

 「やっぱり芽衣ちゃんの太ももじゃのう……」

 「おい、翔琉。ワシを担いで走れ」




・叔母:琴無古都音(ことなしことね)

 喫茶『○○』を営む35歳の女性。独身。誕生日は10月17日。血液型はO型。身長は160㎝。一般人。


 主人公の父・琴無卓ことなしすぐるの5つ下の妹に当たる人物で、主人公の叔母。両親(主人公の祖父母)は健在で、父・はじめ、母・里子さとこ、両名とも現在66歳。自宅兼、喫茶店は両親から引き継ぐ形で経営。


 年末営業の忙しい時期、勉強の息抜きも兼ねて主人公をバイトとして雇う。給料を主人公に手渡した数日後、兄・すぐるが死亡した。その際、葬儀の段取り調整を行なった人物でもある。


 以後、主人公の身元保証人兼保護者となる。当初は同じ家に住む予定だったが、実家を離れたくないという主人公を仕方なく1人暮らしさせる。高校生になることも理由として上げる。代わりに、週に1度以上、なるべく顔を出して様子を見る。時にはご飯も作る。

 高校入学後は、ヒロインと“間違い”が無いか、定期的にヒロインの方に確認する。


 兄の子供である主人公を任された身として、少しだけ過保護。


 なお、吸血鬼であるヒロインの催眠を受けて、彼女を『ホームステイしに来た女の子』だと思っている。ヒロインが主人公との共同生活を強く望んだために同棲を許しているが、両者の貞操も心配している。


 「のーくん、調子はどう?」

 「私は一生独り身で良いのよ。適当に遊んで、自由で、それが良いの」

 「ラフィーちゃん、のーくんに何もされてない? いつでもうちに来ていいからね?」






◯物語構成


文庫ラノベ1巻で全何章想定か、各章毎に数百字の要約を記載。


だいたい1巻10~12万字ほどの文字数で描こうとしていること、2巻に繋げることを明確にして欲しいです。




・全6章構成

●第1章(2~2.5万字想定)

 冒頭をセンセーショナルな吸血シーンから始め、過去への回想へと向かう。そのまま主人公の過去とヒロインとの出会いを描き、高校入学までを描く。


●第2章(2~2.5万字想定)

 入学式からの1週間ほどを描く。地縛霊になった幽霊少女(詩織)と出会い、その悩みを解決する。この過程で主人公が高校でやりたいこと「オカルト的な人助け」のきっかけを作る。自己紹介シーンで主要人物たちの紹介と共に、1つのアクセントとして黒髪に変貌したヒロインが居る描写を挟む。

 その後帰宅して、自宅での様子をコメディタッチに描く。この時、今までは家族に近しい印象だったヒロインが同級生になったことを意識する主人公を描く。ここの吸血シーンは主人公からの吸血を描写する。


●第3章(1.5~2万字想定)

 久喜を中心として、部活動の話へ。仮入部先の各部活で眷属として高い身体能力を示す主人公に、久喜が興味を持つようになる。

 部活=自身のやりたいことを探す主人公の前に、栞が姿を見せる。かつて学園に居た老人教員の未練を解決する協力をすることに。その過程で、オカルト関係のことを解決することこそ、自分がしたい人助けだと気づいた主人公はボランティア活動をすることにする。

 この章の引きとして、次章以降に登場する緋能登の描写を入れる。怪異が見える彼女が、同じく怪異が見えているらしい主人公に興味を持つようになる。


●第4章(1.5~2万字想定)

 高校生になった主人公と、街中に出歩くようになったヒロインの日常を描く。紅の月によって50年近く囚われていたために、現代文明に疎いヒロインと、ヒロインの過去を掘り下げる。また、入学直後から仲の良い主人公とヒロインの関係をいぶかしむ緋能登、弥生両名による尾行の描写を入れ、新ヒロインへの期待感を高めたい。

 帰り道、今時珍しい霊柩車に轢かれそうになっている黒猫を主人公が助ける。これが猫又である黒猫爺さんとの出会い。彼の話を聞く過程で、数が減ったとは言え、妖怪と呼ばれる存在も跋扈しているのだと主人公、及び読者に伝える。


●第5章(2~2.5万字想定)

 いよいよ緋能登が主人公たちに表立って接触する。ボランティア活動を聞きつけたと言って学園の七不思議を調査しようと言いだす。半数ほどは似非として、もう半数を解決することを目標とする。協力者として、栞を登場させる。緋能登は夜に出歩けないため、協力は不可。

 最終的には動く人体模型と骸骨、もしくは姿見に吸い込まれることをきっかけに、主人公とヒロインが戦闘して、“吸血鬼の力”を読者に示したい。


●第6章(1万字想定)

 緋能登への報告後、学園はテスト期間へ。短縮授業かつ部活ができないため、緋能登は放課後の主人公とヒロインを尾行し、同じ家に帰っていくことを目撃する。

 それを主人公に詰問する過程で、緋能登が淫魔であることを告白。逆に主人公たちも自分たちが吸血鬼であることを明かす。自身の力の影響を考えないでいい主人公に親しみを覚える緋能登を描きつつ、それに嫉妬するヒロインを描く。互いに互いの秘密を共有して、ボランティア活動への協力を取り付けたところで1巻を終えたい。

 

 



 2巻の引きとして呪いを行なう弥生の描写を入れたい。もしくは、主人公たちの日常を脅かすキャラ(新ヒロイン?)が登場する。ヒロインを害するならバンパイアハンター。緋能登も巻き込むのなら滅魔師や巫女と言った、新たなヒロイン候補を登場させる。




※「ですます調」でなくても大丈夫です。

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