11(261) 夕されは

 夕されは 潮風越して 陸奥の 地見て指呼せか 星晴れ寒湯

 ゆふされは しほかせこして みちのく(の ちみてしこせか ほしばれさぶゆ)


  ※ 越して/古址で

 こ‐し【古址/故址】1 昔あった建築物の土台石。 2 昔、建築物や都のあった場所。古跡。旧址。

 こ‐し【古祠】古くからあるほこら。


 ゆふされは-しほかせこして-みちのくの-のたのたまかは-ちとりなくなり

  同、 能因法師集(能因集)、作品百四十九

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