04 名が避ける

 名が避ける 桷毒切らし ボナの者 なほ白菊と 見する今朝かな

 ながさける ずみどくきらし ぼなのも(の なほしらきくと みするけさかな)


  ずみ【桷/棠梨】 バラ科の落葉小高木。こりんご。こなし。

  とく【牘】[音]トク(漢) 文字を書き記す木の札。文書。手紙。「簡牘・尺牘(せきとく)」

  ボナ【VONA】 《vehicle of new age》自動運転中量軌道交通機関。


 むらさきに-うつろひにしを-おくしもの-なほしらきくと-みするけさかな

  内裏歌合(だいりうたあわせ)

  永承四年十一月九日(1049年12月6日)

  作品十一

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