第14話 心肺機能を心配したら

第14話 心肺機能を心配したら

坂本龍馬は大人になるにつれて精悍な人間に変貌したと言うが

僕は心肺機能を鍛える小学校時代を送った。

11月頃は大好きなアメリカ横断ウルトラクイズが毎年放送されて

夢中になって観ていたが、その反面では

12月に校内マラソン大会が必ず催されて、憂鬱度は爆発寸前。

傾向と対策としては、常に走り慣れることで、

少しは楽になれるのでは?

これ位の動機、導入で訓練を開始した。


打ち立てた傾向と対策は見事に功を奏して、

小学5年生位から体力的に、心肺機能的に頭角を表し始めて

ピークの中学2年時は、学年6位に君臨した。

運動部がひしめき合う中で、である。因みに僕は、吹奏楽部。

鍛えることはつまり、限界突破と見つけたり!

今迄出来なかったことが出来るようになり

越えることが出来なかった壁の向こう側に歩を進めるようになる。


僕は自分に自信が無い。記憶は美化されて行くものだが

悔いることが止まらない記憶も沢山有している。

今回の心肺機能の向上は例外中の例外。


現在は腰痛の為に、長距離の歩行が困難になってしまった。

背骨1本が折れているらしく

整形外科でも処置が施せないと、匙を投げられた。

この流れで行くと、現在はジョギングが趣味になった位の

着地でも良かったのだが

腰部の痛みに萎えて、僅か20分の歩行で

一路、自宅を目指すことを余儀無くされる。


これからウォーキングは無理無く続けて行きたいし

骨密度を上げる努力も施して行きたい。

僕が出来る限界突破はきっとある筈。

取り敢えず、1週間ウォーキングを継続して

その効果効能を計ってみることにしよう。

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