1997・10・17 祭り・少年・落ちる


1997年10月17日(木)



神社のような所で祭りが終わった後らしく

屋台などを片付けだしている。

その隅で一人の少年が同じぐらいの年齢の学生に

虐められそうになっている。


ふっと彼と目が合い私は一瞬迷ったが怖いのでそこを離れた。

そこには近くにパトカーがいて警官がいる。

すると少年が危ないと叫んだ。


警官はそこに行こうとするので私は逃げた。

人気のない工場を近道しようと自転車で通る。

少し下がっている段があり、

自転車を乗るのを止め

そこを下って自転車を降ろした。


しばらく行くとまた段が見えてこれぐらいなら大丈夫と行くと、

とんでもないビルの絶壁で山から見下ろしたぐらい高い。

私はそのまま飛び出してしまう。


左側を見ると少し棚のようになっていて

そちら側に落ちているので、

そちらに行く様に力を入れるが、

あとわずかと言う所でそのまま落ちてしまった。


あまりにびっくりして本当に目が覚めた。



補足:

ここのところ高い所にいる夢を何度も見ていて、

ついに落ちてしまったかと。


この頃は生活が少しばかり落ち着き始めた。

仕事はしていなかったので

働かなきゃなあと迷っていたと思う。


だが一度仕事を辞めてまた復帰するというのは

精神的に非常に負担がかかる。

また就職活動をしたり、

年齢的にまた正社員に選んでもらえるかなどだ。

いわゆるキャリアが途切れてしまったのだ。

その不安が夢に出たのかもしれない。


今と違って当時は結婚したら仕事は退職するのがデフォだった。

産休は貰ってもその頃は二か月ぐらいか。

多胎児の場合はもう少し多いようだが、

私は精神弱弱なので正直たった二ヶ月で働くなんてムリっすだが、

働いていた方もいらっしゃった。

本当に大変だったと思う。

現在の一年も休める産休は昔と変わったなあとつくづく思う。






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