いいえ。
さいねりあに吹く風? さいねりあには風は吹かないわ。おへやのなかで大切にされすぎて。さいねりあには風は吹かないわ。──おにんぎょうさん? いいえ。うなづかないわ。消えていった花魁のように、森のなかへ。いいえ。消え往けないわ。──ひまわりを花束にしたら、おおきすぎたわ。ひまわりの花束では、とってもおおきすぎるの。だれにあげましょうか。ぞうさんにあげましょうか。でも、たべちゃうかも。ぞうさんはひまわりのはなたば、たべちゃうかも。 ──slinkyでも、smily。でも、それはわたしじゃない。──はてしもなく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます