手紙
手紙を書こうとして、便箋。そっとかばんにしまったはずの、ゆたかなあいいろの花。tout tout, ……なみうっているのは、罫線? ……。髪を束ねたの。うしろがみの落ちてゆく先に、香りではないようなものがながれる。violon, しまってくださいな? violaneがため息つくから。vibratoをかけても、……まだ足りない。vibro? ……それはなんだったかな。。ほんのすこしの想い出から、ライムをしぼって、2滴だけ、わたしのなかに落としてください、ただ瞳を潤ませて、うつむくことと同じように。violet is very vacant & me, vacancy... ただ、ふりあおぐだけでも、同じように。violin、しまってください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます