第3話去る者

だいぶ、仕事に慣れた。新しい仕事にもシフトした。サラリーマン時代からすると、こんな簡単な仕事で給料を貰える事に感謝する。だが、簡単な仕事でも手を抜いてはいけない。丁寧にスピード感を大切にだ。

企業復帰するには、大切な事だ。


一つ、寂しい事が。

初日から、僕の仕事にアドバイスをくれた、女の子が今日で、お別れだと言う事だ。

途中まで、一緒の地下鉄で帰った。

駅で、今日でお別れなのでジュースを買って、僕はアイスコーヒーを飲んでしゃべった。

地元で働くらしい。

駅で別れた時、少し寂しかった。


月曜日から、アドバイスをくれたセンパイのやり方で作業しようと思う。だいぶ、仕事が早くなると思う。今週は、仕事は元より、人に慣れる事を優先したかった。

優しい人ばかりの会社で安心している。

コンプライアンスに徹底した会社で、暴力はおろか、暴言や脅し、苛めなど解雇理由になっている。

ブラック企業では、暴力、暴言、苛めが甚だしかった。

後、数名人間が揃えば本当の会社で仕事がスタートだ。

ここの人達と仲良くなって来たのに、異動しなければいけない。

今週の日記は今日まで。また、月曜日。

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