使い手を選べない

確かに<暴力>も、


『紛争解決の手段の一つ。道具の一つ』


なのかもしれない。相手が問答無用で暴力を振るってきているのに、


『話し合いで解決を』


と唱えたところで自分の身すら守れないのは僕だって分かる。だからそこは否定するつもりはないんだ。でもだからといって全面的に肯定するんだったら、ナイフや銃が法律で規制されているのはなぜ? ナイフや銃は、


<一方的に攻撃してくる側>


にとっても便利な道具だからだよね? だからこそ法律で規制してそういう使い方をされないようにしてるんだよね? 暴力についてもそうだと思う。咄嗟の場合に他に手段がない時には頼ることもあるとしても、『いつでも無制限に』というのは違うんじゃないかな。



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