達の手記

それこそ際限がなくなってしまう

多少の不満にまで拘りだしたらそれこそ際限がなくなってしまうだろうからね。

もちろん、だからって『際限なく我慢する』のも違うと思うし我慢させるのも違うと思う。それが当たり前ってことになったら沙奈子（さなこ）や結人（ゆうと）くんが実の親に虐げられてたことについても我慢するべきだって話になってしまうし。

僕はそんなことは望んでいない。とはいえ何一つ不満がない人生というのはありえないのは事実のはずなんだ。

だからある程度のところで線引きをしなきゃいけないじゃないかな。その＜線引きをするライン＞というもの自体が人それぞれでありつつ。