達の手記

自分の子供相手であっても

嫌なことを言われたりされたりして気分のいい人はいない。中には普通の人が痛がったり 苦しがったりするようなことを悦ぶ＜癖（へき）＞の人もいるみたいだけど、それでもあくまで＜本人にとっての嬉しいこと＞であって、＜その人にとって嫌なこと＞をされたらやっぱり嫌なんじゃないかな。つらいんじゃないかな。

大人としてそれをわきまえていたいだけなんだ。心掛けていたいだけなんだ。たとえそれが自分の子供相手であっても。

カッとなってしまった自分の感情ばかりが優先されて、そればかりが許されて、相手が自分の感情に正直になるのは許さないなんて、そんなムシのいい話がいつだって通るはずないよね。