達の手記

そうするのが苦痛だとも感じない

僕が沙奈子（さなこ）や玲緒奈（れおな）にとってのお手本になろうとしてるのを、

『そんなことまでやってられるか！』

みたいに考える人は多いと思う。だけど僕にとってそれはやって当たり前のことだし、別にそうするのが苦痛だとも感じない。

だけど僕と同じようにできないんだよね？　同じように考えられないし感じられないんだよね？　それはどうして？　どうして僕にできることができないの？　

僕にできることができないのを揶揄されたら 嫌な気分になるよね？　自分と同じことができないのを理由に馬鹿にするっていうのは結局のところそういうことなんだろうなって感じるんだ。