苦肉の策として

三ヶ月の育児休業じゃまったく話にならないのを実感してしまって、でもここから改めて育児休業を取り直すのも申し訳なく思えてしまって、そんな自分と折り合いを付けるための苦肉の策として、僕は在宅勤務を申請することにした。


別に、育児休業の延長もできないわけじゃないけど、僕自身がそれを選ぶことに抵抗があるから、あくまで妥協案としての選択なんだ。


決して、


『みんなもそうするべきだ』


みたいに言いたいわけじゃないんだよ。そんなことは望んでない。


それぞれに事情があって、考え方があって、感じ方があって、その上でそれぞれが選択することについて他人が口出しするのはおこがましいってものだとすごく思う。


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