自分にとっての<やりたいこと>

だから僕は、こうやって玲緒奈れおなの世話をするのは自分にとっての<やりたいこと>だけど、それを他の人に押し付けるつもりはまったくないんだ。


『誰もが僕と同じようにするべき』


とは思ってないんだよ。


そうして、何度か玲緒奈れおなを寝かしつけては布団に下ろそうとしたらぐずりだすというのを繰り返して、ようやく布団に下ろしても大丈夫になって、僕も横になって眠ろうとしたら、すぐにまた玲緒奈がぐずりだして。


次の授乳の時間だ。


ちらっと時計を見たら一時間は経ってたけど、ぜんぜん、寝たという実感はない。


これが当分の間、続くということだね。


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