立派な人間じゃなくても

僕はぜんぜん立派な人間じゃない。人付き合いは下手だし、なにかすごい特技を持ってるわけじゃないし、大きな資産を持ってるわけでもない。


ただただ小さな幸せを地道に作り上げていくだけの凡人だ。


自分の子供に贅沢をさせてあげられるわけでもないし、才能を全力で伸ばしてあげられるだけの後押しがしてあげられるわけでもない。


そんな僕のところに来てくれたんだから、せめてそれを後悔させないように受け止めてあげたいと思ってるだけの僕でも、立派な人間じゃなくても、穏やかに生きていける手本は示してあげたいんだ。


だったら、普段から穏やかでいなくちゃね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る