できない無理はしないよ
そうやって
「大丈夫? お父さん。しんどくない?」
と気遣ってくれる。でも僕は、
「大丈夫。できない無理はしないよ。できる範囲の無理はするけどね。玲緒奈はまだ小さいから、ちょっとは無理しないと駄目だし」
笑顔で返した。下の子が生まれると上の子が拗ねたりすることがあると聞くものの、さすがに沙奈子はもう中学生だからそこまでのことはないのかな。その上で僕を気遣ってくれるのはすごく嬉しい。
だって彼女にとって気遣いたいと思える相手でいられてるということだからね。実の親子でもそうじゃないのもいるのにね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます