紫煙想
雑音と書類
騒音と車内
乱雑な外側
空虚な内側
紫煙を燻らせ
吸口を噛潰して
虚ろな視線で
有害物質を吐く
空間に煙が溶け
不要な匂いが遺る
快感を欲した
代償の不快感
要らない
要らないんだ
お前なんか
もう要らない
現れるな
私の視界に
また繰返し
私が失敗作
もういいよ
独りにしてよ
私は強い
大丈夫だから
「最初から無かった」
「全部消えてよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます