匂い

「お お腹すいたぁー。」

時刻は18:30 晩御飯を19:00分頃に食べる私にとって一番お腹がすく時間なのである。

「あいつめぇー 講義が長いんですよ。」

しかし毎週のこの曜日だけは講義が長く いつものご飯の時間が 一時間近く伸びる。

「しかも私の帰り道ご飯屋さんがたくさんあるし!」

愚痴りながら帰り道を歩く。

すると、

「ぐぅ きましたね!」

左奥にカレー屋さんが見えてきた。

インドの本格的なスパイスの匂いとカレーならではの匂いが私の鼻を通る。

「いいですよね カレー食べたくなってきました。」

続いてカレー屋を通りすぎた右では焼肉屋があった。

お肉の焼けるいい匂いとワイワイとした人の声が聞こえる。

「うー!いい匂いです。ご飯この匂いでもいいから食べたいです!」

そして最後の難関。

「この民家が一番お腹がすきます。」

この時間に料理をしているのかとてつもなくいい匂いがするのだ。

「絶対ここにいる人はプロです。料理人です。」

匂い的に今日はカレーらしい。

「さっきもカレー屋ありましたけど、ここのカレー食べたいです。はぁー…。」

まぁそんなこと言っても他所様の家に入るわけにはいかないので私は急いで帰る。

「おなかすいたぁー!」





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