第2話 友達だから

俺は君しか友達がいない。君には友達がたくさんいた。


なんだって君には話した。俺たちは親友だった。


君は俺によく彼女作れよと言った。俺はうるせぇと返した。


彼女なんていなくても良かった。今のまま俺は満足していた。


君が告白してきた。俺は君を振った。


友達だから性的な目で見れなかった。君をそんな目で見たくなかった。


君がいなくなった。俺は君を追わなかった。


君は一人じゃないから。君を汚さなくてよかったと俺は一人で泣いていた

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