第23話  たった二人の娘

Aちゃんは7人兄弟の長女、第一子。

齢が離れていたり、家計の経済状況などなどいろいろあるのでしょうが

一番下の妹はずいぶんいろいろとやらせてもらっていたようで


時代というのもあるけれど、大学進学はもちろん、スキー 料理 洋裁

水上スキー(が流行った時代があったらしいですね)ピアノ 等など

思えば、彼女の部屋にはいろいろな趣味っぽいものがありましたっけ


ちなみにAちゃんは高校入学とともに、祖母の家の養女として籍を入れて

二十歳くらいからは祖母と暮らしています(あ!ヤングケアラーの走り?)


何かの時にAが「妹は何でもやらせてもらってるのね~」とあきれ半分で母親に言ったところ


「たった二人の娘だもの やりたいことは何でもやらせてあげたい」


といったそうな。


「たった二人ってなんぞ? たった一人なら分からないでもないけど」っと思ったと言っていたけれど、本当は、Aちゃんは複雑な気持ちになっただろうなあ


でも 親ももう一人の娘が二十歳で家を出ちゃってるし、末っ子で可愛いし、やらせてあげる財力もあるし、で何でもやらせちゃったんだろうなあ


うちは たった一人の娘 だけど 制限ありまくりですわ おほほほ


PS 昨日のご報告 しばしお待ちください。













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る