第12話 心臓マッサージ

AEDの講習会に行ってきた夜のお話


母「今からお風呂に入るけどあまりに物音がしなかったら様子見に来て その時はアンパンマンのマーチだよ」


む「うん 分かった それか ドビッシーの月の光か 世界の約束 にするね」


母「え? その遅さじゃ 死んじゃう……」


む「じゃあ ジムノペディ?」


君の好きな曲を聞いている訳じゃ無いよ 

世界の約束(ハウルの動く城)とかジムノペティなんて三拍子で心臓マッサージって駄目だと思うんだ

しかも どう考えても遅いでしょ?




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る