第74話 「お仕事コン」中間選考をちょっと振り返る。トップランカーはいかに?
ラッキーとしか言いようが無いのだが、ウチの作品が中間選考に残った。
◆「うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」
https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
正直なところ、小説としての質以前の問題で「危ない」と思っていた。
それは次のポイントである。
①1エピソード500文字とか700文字程度の短い回が多い。(応募当時)
②過去作品のパロディ要素が含まれている。
③「楽しくお仕事」で期待されている「ほのぼの」「まったり」ムードとは少し違う。
主に言うと、以上の3点である。
エントリー時点で6万文字ギリギリで、締め切り後も連載を継続していたことは事務局に尋ねて問題ない旨確認していた。
「令和の大改編」ことエピソード再編についても、締め切り後の編集は自由にして良いとのことだったので心配していなかった。
①はともかく、②については足切り段階で「クロ」判定される程酷い物は無かったということだろう。もちろんそのつもりで書いている。
一番「ヤバいかな」と思っていたのは③の「ほのぼの」感である。
モフモフの動物・魔獣と仲良く暮らしていますとか、王都の片隅にお洒落なカフェを開いて王子様とロマンスしてますみたいな要素は一切当作にはございません。
砂金取りしたり、宝石拾ったり、盗賊を撃退したり、毛鉤で釣りしたり。
6万字までの範囲では、異世界に慣れようとしたり、「3つの
ちょうど養蜂家になろうとしていた時期だったので、「楽しくお仕事をしたがっているのは嘘ではない」ということで、応募させていただいた次第である。
「オフホワイト」程度の「汚れ」ではなかったろうか?
少なくとも「王道」ではない。
一応、厳しい選考基準に通ったということで温かい目で見て頂きたい。
◆厳しい選考基準と言えばどうなった、トップランカーたち?
応募締め切り後発表されたランキング表を見て痺れたものだ。トップランカー、半端ねえ!
短期間にもかかわらず、とんでもないフォロワーと★を稼いでいた。とても勝負にならないと思った。(本稿の初期エピソードを参照のこと)
その「つよつよ軍団」こと当時のトップ10は中間選考でどうなったのであろうか?
簡単に結果をチェックしてみた。
・3位、4位、6位、10位:中間選考不通過。
何と4作品が落選となっていた。ランキング上はあれほど強かったのに。
この辺は「編集部が何を求めているか?」に尽きるのであろう。作品として優れていても、作品内容がニーズに合っていなければコンテストには残れない。
厳しい世界である。
一方で複数作品で中間選考を突破された作者さんもおられた。すごいですね。
敬服の一語に尽きます。
中間選考通過作品167作については、時間に余裕があれば後日「傾向」を分析してみたいと思っている。その中で自作が生き残る可能性があるのかどうかなど。
今晩のところは美味しくお酒を頂いて、ゆっくり眠りたいと思う。
みなさなも、良い夢を……💤。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます