第116話 今度は全人類が!?
みんなの介抱を終え、更衣室にやって来た。
そして、シャワーを浴び、仮眠室に来た。
さて、寝るかな。
「おおっ、愚かなる浮気者のヒモノよ、今日も散々浮気をしたみたいざますね」
「ユモア!? 何を言っているんだ!? そんなことしてないだろ!?」
「ヒモノがそう思っていなくても、女性たちはそう思っているみたいざます」
「そうなのか!?」
「そうざます。そして、このままでは非常に危険な気がするざます」
「俺が刺されると言いたいのか?」
「これは、どうやらその程度では済まなさそうざます」
「えっ!? どういうこと!?」
「彼女たちから、おぞましいドロドロとした気配を感じたざます」
ナニソレ怖い!?
「ワシも感じたぞ」
「ナーン・コォツグーシ様もですか!? それはいったいなんなのですか!?」
「あれは『
「ど、
「浮気への怒りを発生させる筋肉と、そこから発生したエネルギーのことじゃ」
訳が分からないよ!?
なんでそんな筋肉があるんだよっ!?
「それが発生すると、どうなるのですか?」
「怒りのエネルギーじゃからな。危険なことが起こると思っておいた方が良いじゃろう」
「そ、そうですか……」
これはヤバそうだな!?
「そういえば、彼女たちには怒りを具現化させるような能力があったのう」
「怒りを具現化ですか。確か『浮気者の背中をグサッと刺すのに最適な包丁を出す能力』とかいうものがありましたよ」
「うむ、それじゃな。それに何かが起こるかもしれんな」
「なるほど」
「それが強化され続けて、全人類の背中を問答無用でグサッと刺すような感じの能力になるかもしれないざます」
「はぁっ!?」
「そして、人類は滅ぶざます」
「不謹慎な冗談はやめろ!?」
「残念じゃが、冗談とは言い切れんのう」
「ナーン・コォツグーシ様まで、そんなことを言うのですか!?」
それって俺のせいで、人類が非常にマズい状況になっているということなのか!?
申し訳なさすぎる!?
「というわけで、ヒモノ、彼女たちをどうにかするざます」
「どうにかと言われてもなぁ…… 彼女たちと別れれば良いのか?」
「それだと人類は守られるのかもしれないざますが、ヒモノは刺されるかもしれないざます」
「うっ、それは遠慮したいな……」
なら、なるべく仲良くした方が良いのかな?
「まあ、まだ時間はかなりあるようじゃ。策を練ると良いじゃろう」
「はい、分かりました」
うーむ、どうすれば良いのだろうか?
「それに気を取られて、修行を怠るでないぞ」
「は、はい……」
とりあえず、今は寝ることにしよう。
疲れているせいで、あまり頭が回らないしな。
では、おやすみなさい。
次の日も中級者用の
そして、修行を終えた。
今日もみんな疲れ果てて倒れているぞ。
さて、どうするか?
仲良くなるためには、介抱した方が良いよな?
では、誰を介抱しようか?
選択肢は……
ステーさんを介抱する。
チカさんを介抱する。
キュキュを介抱する。
キュウィを介抱する。
トーリさんを介抱する。
メェールさんを介抱する。
メルウィを介抱する。
レイトナさんを介抱する。
レウィを介抱する。
プリーディさんを介抱する。
ゼタヴォーナを介抱する。
レデベールさんを介抱する。
レガコーヤを介抱する。
イアーユさんを介抱する。
ヴィーミラを介抱する。
フーカを介抱する。
コロモを介抱する。
リリィさんを介抱する。
セレンさんを介抱する。
ルメーセを介抱する。
マモリさんを介抱する。
ルヴィベールさんを介抱する。
ルガコールを介抱する。
リザァカさんを介抱する。
ケイカさんを介抱する。
セイカさんを介抱する。
ノゾミさんを介抱する。
イナミルを介抱する。
他の連中を介抱する。
誰も介抱しない。
これだけあるよな?
って、なんじゃこりゃぁっ!?
数が多すぎる!?
どうしよう!?
とりあえず、近くにいるリザァカさんを介抱するか。
「リザァカさん、大丈夫か?」
「つ、疲れましたミャン……」
「ほら、ツシークパンタ草」
リザァカさんを抱き起こし、ツシークパンタ草を食べさせた。
「ありがとうございますミャン……」
「このくらい良いんだよ」
これでリザァカさんの
いや、そもそもリザァカさんは、俺に怒りを感じていたのだろうか?
「ちょっとヒモノさん、またリザァカさんなのッピ! ワタクシも介抱しなさいよッピ!」
「ヒモノ、リザァカばかりズルいわよニャ! 妾の面倒も見なさいよニャ!」
「ヒモノさん、私も介抱するでヤンス!」
あっ、これは失敗したのかもしれないぞ!?
今、
これはマズい!?
とりあえず、メェールさんたちの機嫌を取ろう!
「はい、メェールさん、ツシークパンタ草」
「やっと来てくれたのねッピ。ありがとうッピ」
メェールさんを抱き起こして、ツシークパンタ草を食べさせた。
メェールさんは笑顔になった。
どうやら機嫌は良くなったみたいだな。
「ちょっと、ヒモノ、なんでメェールが先なのよニャ!」
「ヒモノさん、私にも食べさせてでヤンス!」
だが、レイトナさんたちが文句を言い出した。
「はい、次はレイトナさんね」
「ヒモノ、遅いわよニャ! 正妻の妾を最優先にしなきゃダメでしょニャ!!」
レイトナさんを抱き起こして、ツシークパンタ草を食べさせた。
レイトナさんの機嫌は良くなった。
「ヒモノさん、私にもでヤンス!」
レデベールさんがわめき出した。
「ヒモノさん、ワタクシの疲れはまだ取れてないわよッピ!」
メェールさんまで文句を言っているぞ。
あれ?
これって『あちらを立てればこちらが立たず』というヤツなのでは?
もしかして、打つ手なしの状況だったりするのか!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます