第112話 アアアアアアアア集め
そこには、紫色の肌をした人型の何かがいた。
黒い髪の束をいくつもの突起物にした、トゲトゲツンツンな髪型をしている。
髪の長さは一メートルくらい、それを除いた身長は二メートルくらい。
メタボな感じのだらしない男性体型。
黒いサングラス、白いランニングシャツ、茶色い短パンを身に着けている。
こいつがアアアアアアアアなのか。
確か筋肉の塊Tシャツの職員が、頭に角があるって言っていたよな。
あのトゲトゲ頭が角なのか?
訳の分からんヤツだなぁ。
まあ、いいか。
確保しよう。
「よし、みんなで手分けして、アアアアアアアアを集めよう」
「ヒモノさん、アアアアアアアアは、まだ生きているのです」
「そうなのか。なら、とどめを刺してしまうか」
アアアアアアアアに聖剣キノコをぶつけて倒した。
そして、エクスレトを取り込んだ。
おっ、ステータスウィンドウせんべいも出たか。
では、見てみよう。
レベルは百億で、攻撃力が他より高いな。
特殊能力は『角を飛ばす能力』と『角がすぐに生える能力』がある。
あのトゲトゲが飛んで来るのか。
当たったらヤバそうだな。
さて、次のアアアアアアアアを探そうか。
おや?
これは?
髪がピンク色のアアアアアアアアがいるぞ。
なんだこいつは?
「こいつもアアアアアアアアなのか?」
「そいつは『モモモモモモモモモ』よミジュ」
「アアアアアアアアじゃないのか?」
「ええ、そいつはモモモモモモモモモよミジュ」
「モが八つなのか?」
「いいえ、九つよミジュ」
「ややこしいなぁ。誰が名付けたんだよ?」
「それは知らないわミジュ。ああ、それから、そいつは人を襲うから、倒しておいた方が良いわよミジュ」
「分かったよ」
モモモモモモモモモに聖剣キノコをぶつけて倒した。
そして、エクスレトを取り込んだ。
ステータスウィンドウせんべいも出たか、見てみよう。
アアアアアアアアと変わらないな。
「おっ、アアアアアアアアを見つけたぞ」
「ヒモノ、それはアアアアアアアアではなく『アアアアアアアアアア』よミジュ」
「えっ? アアアアアアアアだろ?」
「いいえ、アアアアアアアアアアよミジュ」
「アが十あるのか?」
「そうよミジュ」
「アアアアアアアアとどう違うんだ?」
「角が所々白くなっているでしょミジュ」
「えっ?」
よく見ると、トゲトゲ頭に少量の白髪のようなものが混じっていた。
「角が完全に黒じゃないと、アアアアアアアアではないのか」
「そうよミジュ」
メンドクセェなぁ!?
「そいつも人を襲うから、倒した方が良いわよミジュ」
「分かったよ」
アアアアアアアアアアに聖剣キノコをぶつけて倒した。
そして、エクスレトを取り込んだ。
ステータスウィンドウせんべいも出たか、見てみよう。
アアアアアアアアやモモモモモモモモモと変わらないな。
「ヒモノ、こっちでげすぜ!」
「ヒモノさん、ここにいますよでございます」
ノゾミさんとセイカさんが、手を振りながら呼んでいる。
「アアアアアアアアを見つけたのか?」
「いいえ、見つけたのは美女でございます」
「こいつは持って帰るしかないでげすぜ!」
「アホなことを言うな! セレンさん、頼むよ!」
「了解しました! 洗浄します!」
「「ぬわあああああああああああああああっ!!!」」
悪は洗浄された。
「ふぅ、大量に集まったな。何体いるのだろうか?」
「わたくしの電球が、アアアアアアアアが五二七体、モモモモモモモモモが五一二体、アアアアアアアアアアが六二四体だと言っているのです」
「そんなのにいたのか」
「他にも『レレレレレレレレ』『ルルルルルルルルル』『ロロロロロロロ』『イイイイイイイイイイ』『ホホホホホホホホホ』も少々混じっているようなのです」
「えっ!? なんだそれは!?」
まだアアアアアアアアの仲間がいるのかよっ!?
「『レレレレレレレレ』は角に赤い部分があるのです」
「へぇ、そうなのか」
「『ルルルルルルルルル』は青『ロロロロロロロ』は黄『イイイイイイイイイイ』は赤みが強い黄『ホホホホホホホホホ』はミルクのような白の部分があるのです」
「いろいろいるんだな」
というか、いすぎだろ!?
「こいつらは食べられそうにないでゴザル」
「そうなのか?」
まあ、人型だし、あまり食べたくないけどな。
「社長、こいつらの中には、綿が入っているようです」
「えっ!? 綿!?」
「はい、この通りです」
コロモがモモモモモモモモモの腹を切って、中を見せてくれた。
そこには、ピンク色の綿が詰まっていた。
「こいつらはぬいぐるみのようなものだったのか!?」
「そうみたいですね」
これは食べられないな。
「社長、こいつらをどうしますか?」
「特に思い付かないな。コロモ、何かに使えそうか?」
「そうですね。上質な綿のようですので、良い布団が作れそうですね」
「ふむ、なるほど」
「上質な寝具でございますか。上質な生殖活動には必須でございますね。コロモさん、是非とも作ってくださいでございます」
「お任せください! 社長の後継者を作らねばなりませんからね!」
「おい、こら、何を言っているんだ!?」
「後継者でヤンス!? ヒモノさん、協力するでヤンス!」
「私も協力するわッスわ!」
「これは不潔ですね。洗浄します!」
「「「ぐああああああああああああああああっ!!!」」」
セレンさんにぬるま湯をぶっかけられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます