魂仮説を前提として

 標題通りだが魂も死後も在る、

 死後というより生前、

 この肉体への受肉を生、

 と規定するならば、

 そう理解しても良い。


 知ってる人は知ってる通り、

 科学の前身は宗教であり、

 目的は神の存在証明にあった。


 あのニュートンも、

 物理科学と同時に神学を、

 そして錬金術をも学んでいた。


 神というより存在証明という概念そのものが不完全性定理という論理により否定されてしまったのだが、

(第一不完全性定理とは、ある条件を満たす自然数論は、 どんなに工夫してもその中に証明も反証もできない論理式が存在するというものです。 ある条件とは、 感覚的に説明すると「コンピュータで扱えて矛盾がない」と思えば大体合ってます。 もし、全ての論理式が証明あるいは反証できるなら完全であると言います。 つまり、完全ではないから不完全性定理なのです。)


 他方、


 科学はこの世界の成立について、


 偶然ではとても説明出来ない、

 何らかの意思の存在、

 行為者の存在、


 原始地球の生命のスープへの落雷によって生命が創始する確率について、


 例えば現在、浜辺への落雷があったとして、その結果、


 偶然にも精密機械が、最も一般的な代表例としてジャンボジェット機1機が『偶然』誕生する、


 よりも尚、難易度が高い結果が生じた、

 アミノ酸、そして蛋白質の発生について。


 とでも表現、解釈しないとならない、



 であればインテリジェントデザイン、

 知能ある存在がその意志により製造した、

 と規定する方がより無矛盾である。


 一周廻って現代科学は神の存在を否定出来なくなってしまった。

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