駅まで一緒に帰りました
お疲れ様です。こんばんは、さゆきです。
はい、今日も推しメンとの話題です。今日が最後の出勤日だったので仕事の隙を見て皆に挨拶してまわってました。でも「どうせまた来るでしょ? 来週も来なよ」と言われました。
一番話したい推しメンになかなか話す勇気がありませんでした。
サボリ問題は誰かが本人に言ってくれたみたいで昨日よりは動いてました。
彼がかわいい上着を着ていたので仲の良いオバチャンと「あの服かわいいね」と話していたら「◯◯君最近オシャレなんだよ。彼女できたのかな」と言われすんごいショックでした。疲れたふりして座り込みました。
冬は同じ服ばかり着ていてパーカー2色とデニムジャケットしか見たことなかったのですが、最近は毎日違う上着を着ていました。
彼女できたのかと落ち込みましたが、
推しメンへの本日のミッション
①ヒゲかっこよかったと言う
②退職の挨拶をする、に
③その上着かわいいと言う を追加しました。
彼がこちらを見ていて何回か目が合ったので、私の声かけ待ちと判断しました。(思い込みの激しい私)
作業中でしたが、喋っていても怒られないので話しかけました。それができれば後は勢いです。
私「ねー、その服かわいいねー!」
推「かわいいでしょー。似合う?」
私「似合う似合う、すっごく似合う! かわいい! 冬の時より服増えたね」
推「古着屋でたくさん買ったんだよね。でもね……ここにしか着ていくところが無いの……」(ガックリと肩を落とす)
私「それは……(苦笑)」
職場にしか出かけないってことは、つまり彼女いないってことですね。
ミッション③その上着かわいいと言う クリア!
推しメンは褒められた時に否定しません。「かわいいでしょーって、何自分で言ってんの」と突っ込むべきだったかもしれません。前に「優しい、絶対モテると思う」と言った時は「それはめっちゃ嬉しい」と笑ってました。
前に長い髪を切った時には「ねー、かっこよくなったー?」と職場のおじさんやおばさん達に甘えてました。それを見て若干引いていた自分を思い出します。え、前のがかっこよかったし、自分からそういうこと言う? と思いました。こういう話し方のする子は今まで周りにいなかったので違和感ありまくりでした。「もしかして甘えん坊?」と聞いたら、末っ子で甘えん坊でよく年上に可愛がられるそうです。それも自分で言う? あ、私へのアピール?
仕事が今日までだと伝えました。
推「あ、そうなの? でもどうせまた来月辺り来るんでしょ?」
私「うん、来週来るかもー」
ミッション②退職の挨拶をする クリア!
帰りは同じ時間に上がることができました。
駅に向かって歩いていたら、彼は私の10メートル後ろを歩いていました。向こうから追いついてきて話しかけてくれるのをゆっくり歩きながら待っていましたが、来ません。
勇気を出して振り返り
私「ねー、◯◯君。一緒に帰ろー!」
推「いやだ」
私「えー、なんでー」
推「しょうがないなあ」
と隣に並んで帰ってくれました。
一緒に帰れるなんて、先月から仕事頑張ったご褒美だなと思いました。毎日彼の幸せを祈ってました。
今まで聞きたかったけど聞けなかった、身長や学生時代のスポーツ、兄弟の有無、一人暮らしなのか、相変わらず夕飯は毎晩牛丼屋なのか聞けました。あとはお局BBAの悪口を言い合いました。彼から「あのババア」を聞けて嬉しかったです。
駅の近くに来た時に彼がスマホを取り出したのでLINEを聞かれるのかとドキドキと期待していましたが、電車に乗るためでした(笑)
彼がスマホをピッと自動改札機に当てて通りました。
私「あれ? 電車なの? 私歩き」
推「あ、そうなの?」
私「じゃーねー」とさよならになりました。私今日は金欠で電車乗れなかったんです。電車乗ったらLINE交換したり、夕飯一緒に食べれたかもしれません。でも駅で一緒に電車待つの気まずいです。もう会話のネタ持ってません。仕事で汗をたくさんかいて臭いかもしれないので近くに座るのは恥ずかしいです。彼から逃げるつもりはなかったのですが、結果的に逃げたように思われたかもしれません。
彼はいつもは歩きなのに電車に乗ったのは私と一緒にいたかったから? と都合よく考えています。
駅まで歩いてる途中に彼から「明日は何してるの?」って聞かれたので遊びに誘ってくれるのかなと思ってたのですが誘われませんでした。ただ聞いてみただけ? 夜用事があると言ったのがまずかったのでしょうか。彼氏がいると思われた? ただの用事なのですが。私から遊ぼうと言うべきでした。
それから私の最寄り駅が□□駅だと言うと「じゃあ、今度遊びに行くわ」と言ってくれたのですが、社交辞令かな、冗談かなと思ってしまいました。それからうちの最寄りは遊ぶところ少ないです。「え、遊ぶところあったかなあ……」と考え込んでしまいました。ここは「うん、遊ぼー。LINE教えて」と言うべきでした。
あと並んで歩いてる時に彼の距離感が近くて、私の方にどんどん寄ってきていて私の歩く幅が狭くなり道の端で足場が悪かったので「もうちょっとそっち歩いてくれる?」と聞いたら「なんで? 近づいちゃだめなの?」とわざと道の端に追いつめて来ました。私が好意を持ってるの知っててこういうことするんかコイツ。どうやら向こうのが優勢のようです。この時「近くにいたいから(ボソボソ)」と聞こえたような気がしたのですが幻聴かと思ってスルーしてしまいました。
実は「今度お茶しよう」と何度か言ったことがありますが私が信心活動してることを知ってるので怖がられてます。信心の話されるのが怖いんだと思います。この日も「怖いからやだ」と言われたのでもう連絡先聞く気力がなくなってしまいました。断られるのが怖かったです。
ミッション①ヒゲかっこよかったと言う クリア!
私「ねー、昨日マスクずらした時にヒゲ見えたんだけどかっこよかったよー」
推「あー、かっこよかったー? そうなんだよねー」
私「ワルそうだったけどね」
推「そうなんだよね。ワルそうになっちゃうんだよね」
褒められた時に否定しないのは私もそうですが、褒めた相手がそうだとちょっとびっくりしますね。私は彼の半歩後ろを歩いていたので褒められた時の笑顔が見れなかったのが残念でした。でも顔を見てたら緊張して話せなかったかもしれません。近くで顔を見るとたまに目がギラついてます。レッドブル飲み過ぎ? 疲れてる時は、魂抜かれてる? ってくらいにゲッソリ老け込んでました。
ずっと普通に話したかったのが叶って嬉しかったです。次また会える時があったらそれまでに綺麗になっていたいです。
終わりです。
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