第120話 しば犬の彼との生活

 そういえば書いてなかったな、ということを、今回は改めて書いてゆきたいと思います。


 まず、お散歩前のビョーンってノビノビする回数はかなり減りました。


 そして、今は暑いので、おトイレをすませるとすーぐ家に帰ってきます。


 そう、冬でもそんなに遠くには行かず。お散歩が嫌い、苦手なわんちゃんもいるみたいです。


 もちろん、人と遭遇したりすると動かなくなってしまうので、抱っこです。


 ミシンや掃除機の音は大丈夫みたいでした。


 いわゆる内弁慶的な性格はそのままなのですよ。


 でも、家の中では勇ましく、来客の際にはこれでもか、というほど吠えてくれます。


 ただ、まぁ今年もお盆がありますので、お坊さんがいらしてくれた時に、彼がどうなるかは予測ができません。


 昨年までは、真っ黒な袈裟を着たお坊さんには吠える勇気もなく、震えていましたけど。


 とにかく最近の彼のブームは親父さんの足を踏むことなんですよ。で、親父さんには触らせないぜ的にからかうのです。


 正面から彼を見ると、まるで子犬のようなあどけなさがまだ残っています。これは不思議。


 そして、早くもやってきました、換毛期。


 この時期限定の、お顔がほつれているよ? なところが可愛らしいのです。


 つづく

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