第26話 料理を作るという夢を見たお話

 またまた夢の中のお話なのですけどね。どうしてそうなったのかはわからないのですけど、皆様の見ている前で、料理を振る舞うことになっておりました。


 そこは、まったく知らないだだっ広いキッチン。流しの他にも冷蔵庫や電子レンジ、ガスコンロ(この辺が昭和ですね)なんかもあったりして。


 そして、眼前でワクワクしている女性たち。


 その中に、その中央におわすお方は、誰がどう見ても明日海りお様ではございませぬかーっ!!! みりお様に振る舞う料理って、なんだろう? なんで私が料理を作るのだろう。って、その時、夢の中ですのに途方にくれましたね。どうすればいいのかわからなくて。とにかくもう、みりお様のフワフワオーラが可愛らしくて、料理なんてしている場合じゃありません。


 ですがまぁ、とりあえずは冷蔵庫を開けました。


 ……白菜しか入ってないじゃん。誰だよ、白菜ぎゅうぎゅう詰めで入れたの。


 で、とりあえず白菜をひと玉なんとか取り出して。調味料は色々ありますが、私が普段使っているのは味噌、醤油、砂糖、塩胡椒、麺つゆ、くらいなのですよ。せいぜい天ぷら油くらいのもので。


 なので、調味料もなぜかそれしかなく(笑)。


 あー!!! せっかくみりたん(明日海りお様のことです)がいらしていらっしゃるというのに、白菜と微々たる調味料で満足させられるわけあるかぁーっ!?


 と、心の中で叫んだところで目が覚めました。


 よかった。夢の中とはいえ、みりたんに毒なものを食べさせていなくて。そうして他の女性たちはどちら様だったのでしょうか?


 目が覚めてよかったやら、もう少しみりたんと一緒にいたかったやら。なんだか不思議な夢なのでした。


 そして、今年はたくさんの芸能界の方が夢の中に出てくださって、その出演料をリアルに考えただけで震えてきます。なんて贅沢な時間なのでしょう。


 つづく

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