第6話 菊花賞について 完

 前話で展開に付いて話してますが、セイウンハーデスが逃げてアスクビクターモアが番手追走のロンスパ合戦。

 これ自体はほぼ完璧でしたが、セイウンハーデスの序盤ペースがあんなハイペースになるとは思ってもみなかったです。


 阪神3000mのコースレコード決着になりましたが、この序盤ハイペースによって注目していた▲ディナースタは危惧していた高速馬場の対応が出来ずにマクれず。鞍上の和生騎手のコメントでは『適条件ではなかった、今後は中距離になっていくだろう』と出してますので、この距離では力足りずでしたね。今後に期待です。


 同じく注目していた4着馬○ドゥラドーレス。結果論から言えば3000mは長かった。ミドルペースまでなら1チャンあったと思ってますが、この序盤超絶ハイペースでは、追走するのに脚を使わされて溜まりません。5馬身離されたとは言え良く掲示板は確保したと思ってます。

 中距離なら来年は重賞勝ってもおかしくないと思います。


 そして5着は大穴馬として紹介したブービー17番人気の☆シホノスペランツァ。

 これはスタミナ豊富なこの馬が、ハイペースでバテた前目にいた馬を一頭一頭交わしただけですね。

 今後は長距離路線で名脇役とかになっていきそう。

 17番人気での5着は凄いです! 



 ここからは馬券内の馬についてになります。

 3着になったジャスティンパレス。私は無印評価にしてましたが、3冠クラシックレースを皆勤してる上に2歳時はG1ホープフルステークスを2着になってる、世代上位の馬なんですよね。。

 分かってましたが、上がり馬の勢いの方を評価してしまいました。

 大外枠で少しずつインに入り、最終コーナーも不利があったが差のない3着は強い内容ですしお見事です。


 そしてハナ差2着の△ボルドグフーシュは展開が向きました。

 いつも追い込み一辺倒の不器用な馬ながら、今回はいつもより前目で競馬が出来た上にタフなレースを上がり最速で長くいい脚を使ってました。2枠と言う好枠もありましたが立派なハナ差での2着です。今後も長距離戦では一線級で走るとは思いますが、正直、脚質的に展開に左右される馬かと思われますので、軸にはしにくいですね。



 1着◎アスクビクターモア。着差はハナ差なんですが、一番強い勝ち方をしました。

 あんな超絶ハイペースを番手追走の直線早目抜け出しの横綱相撲で勝てるとは恐ろしいです。

 先程も言ったように高速馬場ですが、並の馬や少し強いだけの馬なら完全に垂れて掲示板すら危うい中、勝ち切るのは相当強いですね。着差以上に強いですし、鞍上の田辺騎手に取っても一段上へ登ったような勝ちになると思います。有馬記念に出てきたら面白いでしょうね。


 馬券的には近況ノートに貼った◎○→▲△(ドゥラドーレス、ディナースタ、ボルドグフーシュ)三連単2頭軸マルチ


 ◎アスクビクターモアから○▲△☆に流した3連複1頭軸になります。

 1.2.4.5着は買ってましたが、3着のジャスティンパレスは…………


 余談ですがジャスティンパレスや、ジャスティンロックの馬主さんはABCマートの創業者さんです。

 普段はABCマートでスニーカーとか買いますが馬券は買えなかったです。。

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