第23話 プールへのあこがれ

 私には、一つやりたいことがあった。

それは、プールに入ることだった。

しかし、私は、普通のプールには入れない。なぜなら、私は校内で一位を争う寒がりだからだ。

 そのため、私はお湯のプールを探していた。

すると、少し離れたところで水温が40度とお風呂くらいの温度のプールを見つけることができた。

 私は、明日香とそこに行ってみることにした。

明日香に「プール行こう」とメッセージを送ると、明日香は当然のように「絶対に寒いから無理」と拒否された。

 しかし、暖かいプールであることを明日香に伝えると、明日香は「意外にいいかも」とメッセージを送信した。

 そして、中学の時以来初めてプールセットを持って、家から出た。

私は、明日香と最寄り駅で集合した。

しかし、駅の外は時頼風が吹いて寒いので、建物の中で待つことにした。

 そして、私がしばらく待つと、明日香がやって来た。

「明日香、今日プールは入れる」

私がそう聞くと、明日香は「絶対無理」と言っていた。

 しかし、いざプールについてると、明日香は「これならいけるかも」と言って、水着に着替えた。


そして、私たちは水温38度のプールに入った。

すると、意外にもここのプールは寒くなかった。

明日香も「これなら寒くない」と言っていた。

 そして、私たちは2時間ほどこの温水プールで楽しんだ。

そして、私たちは帰るときには「また行きたいね」などというほどここのプールが気に入った。

 そして、私たちは駅までは一緒に行って、そこからは解散となった。

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