寒がりな少女たち

くわがた

第1話 入学式

 今日は、高校の入学式の日になった。

私【濱口はまぐち 絵理奈えりな】は、高校の入学式に向かっているところだった。

 私はとあることで気になっていることがる。それは、私はとても寒がりだということだ。

 今日は最高気温が運よく25℃はあるが、私にとってはまだまだ寒い気温なのだ。

そのため、私は今日はヒートテックを着て過ごしている。

おそらく新入生の中でこんなに寒がりなのは私一人だけでしょう。

 そして、私は高校に着いた。

今日はお母さんに送ってきてもらえたので、私はお母さんに「ありがとう」と言って、校内に向かった。

 昇降口の前に着くと、クラス表が貼られていた。

私は何組かを確認すると、1年1組だった。

「1組か~」

私はそう思いながら自分の教室に向かった。ちなみに、場所はいたるところに貼られている紙を見ながら、やっとのことで自分の教室にたどり着いた。

そして、教室の中に入って荷物を自分の机に置くと、一番廊下側の前から2番目の方が私の見覚えのある人だった。

 それは、おそらく有川ありかわ 明日香あすかだった。

私とは中学の時からの友達だった。

私は彼女の所に行って、「おはよう」と言って、彼女を抱きしめてあげた。

「絵理奈もこの高校だったんだ」

「同じ高校でよかったね」

 私たちは高校が同じことを知ららなかったので、とても嬉しかった。

「今日も寒いから頑張ろうね」

「うん」

「そういえば、絵理奈はこの高校選んだ理由とかどんな感じなの?」

「私はこの高校正直制服で選んだよ。だって、結構暖かそうだったから」

「私も同じだよ。だからお互い頑張ろうね」

「うん」

 すると、教室中にチャイムの音が鳴り響いた。

 そして、私たちは自分の席に戻って、今日の準備をした。

そして、今日1日の活動は何とか乗り切った。

 そして、私は凍えていた明日香のところに行って、明日香を抱きしめた。

「絵理奈、私本当に寒い」

「お互い頑張ろうね」

絵理奈も私のようにとても寒がりなので、今日は制服を防寒着を含めてフル装備で着ていた。

ちなみに、私たちはとても寒がりなので、本当に分厚いタイツを履いていた。

当然、私たちしかタイツは履いていなかった。

 15分ほど抱き合っていると、私たちはお母さんを心配させてしまうので、ゆっくりと帰ることにした。

 そして、帰っている間も私たちはなるべく近い距離で歩いた。

そして、お母さんの迎えているところに行くと、私は明日香とは分かれてお母さんの車に乗り込んだ。

私は1人で凍えながら待っている明日香に手を振って下校した。

 家に帰ると、私は制服を脱ぐのも寒いので、制服のスカートの中に裏起毛のズボンを着用した。

 そして、明日の課題テストの勉強を頑張った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る