第9話 フォロワー
初めて女装して外出してから1週間、僕はまた女装して外出することにした。
今日は、白いワンピースではなく、リユースショップで購入した服で出掛けることにした。
ちなみに、スカートは少し丈が長いものにした。
また、上もリユースショップで購入したブラウスを着用した。
そして、今日もメイクには30分ほど時間をかけた。
ちなみに、今日はかなり離れた公園に行くことにした。
まずは、家を出て30分ほど歩いた。
そして、駅に到着すると、僕は電車に乗った。ちなみに、その電車には30分ほど揺られて、かなり遠い駅で降りた。ちなみに、電車はすいていたので、座ることができた。
駅から出ると、僕はもうしばらく歩いた。
そして、今日の目的地の公園に着いた。
僕はこの公園で今日一日過ごすことにした。
しかし、しばらく1人で女装を楽しんでいると、とある女の子二人に声をかけられた。
僕ははじめは誰かわからなかった。
「すみません、誰ですか?」
僕は恐る恐る聞いてみた。しかし、僕は予期せぬことが起きていた。それは、しゃべってしまったので、男ということがばれてしまったのだ。
「田森 はるなさんで合ってますか?」
二人の女の子にそう聞かれたので、僕は「はい、合っていますが、本名ではありません」と答えた。
「そうなんだ、かわいいね」
そう女の子に言われるのがうれしかった。
「でも、こう見えて僕、男です」
僕は二人の女の子に女の子と間違われていないか心配だったので、そういった。
「知ってるよ、だって、snsに書いてあったじゃん」
「私たち、きみに会えてうれしいよ」
「もしよかったら連絡先交換しよう」
「はい」
僕たちはラインを交換することにした。
ちなみにラインのアカウント名は本名にちなんだ「ko-suke」になっているので、二人の女の子には、「はるな」に直してもらうようにお願いした。
そして、僕たちはラインを交換すると、その場で三人の写真を撮った。
「そういえば、今日時間があったらでいいけど、一緒にプリクラ取ってくれない?」
そう女の子に言われたので、僕は「はい」と答えた。
すると、女の子から「ありがとう」と言われた。
そして、僕たちはプリクラを撮るためにゲームセンターに向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます