陸陸:鬱んと書いてしょぼんと読む?
事例、例題)斎藤ルビさんの送り仮名出題!
「~める、~みる、~えるが成立する訓読み漢字を2問ずつ完成させなさい。
制限時間は2問につき20秒、合計60秒問題」
アキラめる → 諦める ハズカシめる → 辱める
ココロみる → 試みる カエリみる → 省みる
トトノえる → 整える ウッタえる → 訴える
第2戦予告 斎藤ルビ主導の訓読み漢字検定FIGHTING!
ルール:全ての出題を、送り仮名を絡めた問題にすべし!
制限時間を設ける漢検FIGHT 1問につき10秒が妥当。
→本編では2問×3SETのカタチを採りたいと思う。
落とし穴は「心得る」 一見「~える」をCLEARしているっぽいが
送り仮名は~るなので、不適切。一気にパニックに陥る。
対戦相手が採った作戦:問題のオウム返し
→天下無双の斎藤ルビが動じる訳も無く、時間を余らせて完璧な回答!
ウズめる → 填める イマシめる → 警める
シみる → 沁みる カンガみる → 鑑みる
キタえる → 鍛える シツラえる → 設える
IDEA POINT
ぶっちゃけ漢検1級問題は東大王さんの専売特許でいいと思う。
読者も参加出来て、程々に難易度の高い問題作りをして行けたら。
書き問題は「ジャンル縛り」や「送り仮名限定」
読み問題は「心太」「焼売」「忖度」「薬缶」「欠伸」「白湯」のような
「単純で難読性の強い」をコンセプトに
書き読み両方から出題問題を量産して行く。
周囲の方々から、漢字にまつわるエピソードを聴取して行くと
深みのある筋書きが新たに書き加えられることも。
筆者が持ち得る漢字の知識と、これから味付の為にリサーチを掛けることで
より面白い漢検FIGHTが展開されることを約束する。
知ってそうで知らなかったことが上書きされることは
或る種、快感に近いと思う。どんどん読んでどんどん解いて
漢字検定の深層部に迫って行きたい。
鬱蒼、鬱陶しい~の連想 → 鬱ん=さかん
一撃必殺! 伝家の宝刀
誤答例:「しょぼ・ん」「ぽか・ん」「がく・ん」
「ずきゅ・ん」「ずが・ん」「ひさ・ん」
難書き向きの三題
にがり =苦塩
すっぽん =泥亀
あらいぐま=浣熊
→三問とも平仮名から出題すると難易度↑↑
秋味=さけ
→鮭
(さんま と誤答されそうな出題)
呪詛=じゅそ→呪う、詛う
(のろ・う=同じ読み)
派わす、遣わす=つかわす(派遣の派、派遣の遣)
行かせる、差し向けるの意味
況や(いわん・や)
況して(ま・して)
あるが上にも。さらに一段と。なおいっそう。ことさら。いうまでもなく。勿論。
喇叭(ラッパ)
=トランペットのことであり、金管楽器全般も指す。
尺八(しゃくはち)
=八つながりで混同しそう。尺八自体はシンプルな熟語。
松林檎
=パインアップルとは変換出来ず。「要旨」「容姿」は伝わるのだが……。
鳳梨
=パインアップルと、変換可能!「ほうり」と音読する。
天道虫、瓢虫(てんとうむし)
指先に止まると、幸運が訪れるとされる国もある。
百足、 蜈蚣(ムカデ)
難書きの方の蜈蚣は「呉」では無いので、ご注意を!
山嵐、 豪猪(やまあらし)
やまあらしのジレンマ=近づきたいけど、傷つくのを恐れて近づけない。
叩く、 敲く(たた・く)
推敲の「敲」。何度もタイピングするイメージ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます