第1話 恩返しは言葉で返したい
私の名前は笠原優(かさはらゆう)。
昼は栗栖高校で事務員をしている傍ら夜は男装カフェ『ロイド』で井杉類(いすぎるい)として働いている。
私は高校生の頃に男装している人に憧れを抱いていた。
でも、周りの目や世間体もあり、やりたくても出来なかった。
それが、高校の時の恩師のおかげで一歩を踏み出せた。
先生は言っていた。
『この先、やりたいことしたいことがいっぱいあったらひとつずつ叶えなさい。そして、周りのことなんて気にしない』
それを言われて、私は今『ロイド』で働いてる。
いつか先生に『先生のおかげだよ』って伝えたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます