第22話 うろこ雲

「天使の残骸が溢れてる」

君がが不意に呟いた言葉に天を仰ぐ


ただのうろこ雲じゃないか...


「あれは神様が天使を八つ裂きにした残骸

その証拠にこの後は殺された天使たちの涙の雨が降るよ」


なんでこの子はそんなことを言い切れるのだろう?


「だって私も...」

一粒の涙と共に君が消えた


#呟怖

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る