第8話 違うバトン

今日は体育祭。

この日のために毎朝、家の周りを走ってきた。


そしてリレーの時間。走る順番は最後から2番目なので、ドキドキしてる時間が長い。


やっと順番が回ってきた瞬間、バトンを渡してくれた男の子と心が入れ替わった。


「あれ?」

結局走ることもなく、何しにきたのかもわからなかった。

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