ツキ子のサク読み140字小説

水無月ツキ子

第1話 賑わう靴たち

家の玄関には、お出かけ用のサンダルやコンビニ用のビーチサンダル、長靴、スニーカーが置いてある。


家族がいると玄関も賑やかになるもんだ。今日は誰が家に遊びにきてくれるだろうか。


ついに、人が来た。


靴がありすぎて、中に入ることができない。実はこれ、ぜーんぶ私の靴なんだけどね。

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