神の身体(マナ構成体)の特徴

 神の体は、魂に高濃度のマナが纏わり生物の形を成しているだけである。血肉や骨はない。そのため、みぞおちあたりにある魂を砕かれない限り、体をいくら断たれてもすぐ再生する。


 マナ構成体の見た目は、魂の持つ最も新しい記憶が反映される。たいていは神を継ぐ直前の姿で過ごすこととなるが、魂や記憶の欠落等が生じると、この限りではない。

 また、マナ構成体は数時間程度であればその姿を変えられる。本来の姿から乖離していればしているほど多大な集中力を要する。


 汗や涙などの体液についても、マナで忠実に再現されている。マナ構成体から分離して10分ほど経てば、そのマナは霧散し、空気中に融けて消えたようになる。


 魂の変質が進めば、だんだんと本来人間にはない特徴が表出する。表出する特徴の一覧は以下の通り。


〈変化部位〉

光 バント・メア     → 背中に翼

闇 シェナ・ウース    → 腰に尾

火 アーヴァン     → 手足に爪

風 セド・ゼファ     → 皮膚に鱗

地 マグノリア(ムウ) → 額に角、歯に牙

水 リンリエッタ    → 耳にひれ、目に強膜

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る