第8章 10月 5歳〜「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」
2022103017:42
「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」
リンダ・リウカス 作
株式会社翔泳社
『ルビィのぼうけん』は、コンピューターとテクノロジーと、それからプログラミングの絵本になっています。 前半は女の子ルビィが、宝石集めを通してプログラミングに必要な考え方にふれる続きものが10話あり、後半は"自分でやってみよう!"10の練習問題です。対象年齢5歳〜。大人が読んでも問題解決の整理・段取りを組むやり方のおさらいになります。
年齢より下の本を読んで受けなかった、という体験談を聞いたことがあります。
そしてこれは女の子主人公で宝石集めをするお話。
これを共学の高学年(5・6年生)で読みました。
プログラミングが必修になるという報道後でタイミングが良かったのか、生徒がこの手の知識を欲しがっていたのか、クラスの多数派に受け入れられたのか、クラスのムードメーカーがいち早く食いついてきたからか、受けました。
あと、出立ての本で多分誰も結末を知らなかったというのも良かったと思います。
本の後半の”やってみよう”は残念ながらそれぞれのパーツが大きくないので、クラスの読み聞かせでやってみることはできませんでしたが、簡単にどのようなものかは説明を試みました。
最初の「保護者の方へ」のページ。作者がプログラミングを学んでいたころに、本の原案が浮かぶ。気の強い女の子ならどんなふうにこの疑問を解決していくか?
で話を作っていった、とありました。
その次のページの「ルビィと友だち」でキャラクター6人・匹のアイコンと設定があります。
後ろのページには「用語集」が。
「アルゴリズム」とか「演算子」とか。
あの時は受けたけど、今の小学校の高学年に受けるかは分かりません。わたしの書く体験談は参考程度にお考えください。
でも「気の強い女の子のなにやら理屈っぽい冒険」は不動の人気作「不思議の国のアリス」を彷彿とさせます。「ルビィのぼうけん」の明るいポップな絵やデザインは未来の世界を感じました。
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