朝10分間の小学校での、いち保護者による読み聞かせの考察

gogo

第1話 プロローグ

2022101112:03


 小学校で朝の10分間を持ち時間に1クラスを前に本の読み聞かせをした6年間の経験を振り返りつつ書いてみようと思います。子どもが関係するのでわざとぼかして書くとこがあります。ちなみに小学校などの書類は「子ども」と記載してありました。「子供」だと生贄を表すから、という説明を読んだことがあります。


 小学校に読み聞かせに行くようになって、しばらくして小学校から案内がありました。市の図書館主催の講座で、図書館などでの幼児向けイベントや幼稚園・小学校などでの読み聞かせのためのノウハウ伝授でした。


 子ども達は絨毯や床に座っていて、相対して読み聞かせる大人が椅子に座って絵本などを子ども達によく見えるように開き、めくりながら読む。

 家で自分の子どもだけに読み聞かせるより、ちょっとだけ難しい体勢です。


 でも講座で習う前に、幼児教室や図書館のイベントでなんとなく、あの姿勢での読み方は見ているし、一回は他の方の読み聞かせを見学させてもらっていました。そして絵本はめくりやすい紙でできているので、めくるのを失敗してもたついたりはしないと思います。


 子どもは基本的に読み聞かせが好きだからか、幸運にもわたしは礼儀正しい子ども達に当たっただけなのかは分かりませんが、ブーイングなどされたことはありません。


 初めて小学校で読み聞かせた時のことは、まったく記憶に残っていません。やはり緊張していたのだと思います。おそらく、無難に終わったからかもしれません。


 小学校でのお話会、読む本を決定したらもう、仕事は半分終わったような気がしていました。わたしの場合、読む本の決定の前に家で、一冊読み終わる所要時間を測っていたので、読む練習もそこで終わりです。そして本番の日はやはり、起きた時から少々緊張しています。


 読み聞かせのノウハウ本に、一年生の最初だけは年齢よりも下の本はあり、季節感は大事、とか書いてあります。


 なので、できるだけ4月から初めて各月順に、該当年齢か学年、小学年(1・2年生)か中学年(3・4年生)か高学年(5・6年生)かを分かりやすく記載して書こうと思います。


次回は、一番受けなかった回を反省しつつ、どうやったら「受ける」のかを考えます。


2023012818:42

一年分、4月から3月まで載せたらいったん休止します。

こちらでお読みくださった方々、コメントを寄せてくださった方々、誠にありがとうございます。




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